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精神疾患 3要因
精神疾患になりやすい原因は大きく分けて3つあります。
これの1つがあるから精神疾患になるという訳ではなく、3つそれぞれが複雑に絡むことで発症のリスクが高くなると考えられています。
心因性
主にストレスにより発症する事を言います。
不安や葛藤、人間関係等、様々な事が原因とかんがえられていますが、同じストレスであってもその個人の性格や考え方、受け止め方によって心理的ストレスの負荷が変わり人によっては精神症状、身体症状を発症します。
例えば、知人に自分にとって嫌なことを言われた場合
Aさんは つらい、しんどい、なんでそんなことを言うの と思うかもしれません
Bさんは 自分にはこんないやな部分があるのか、これに気をつけてなおせるのではないか と
Aさん、Bさんの様に人それぞれ受け止め方は違います。
又は、その人の置かれている環境によっても心理的負荷は変わります。
医療機関や相談できる家族、友人や場所、生活環境が整理されているか、不健康な生活をしていないか等も含まれます。
内因性
元々持っている遺伝的要素、体質等から関係します。
遺伝的要因ともいわれ、特に双極性障害や、統合失調症などは影響が確認されています。
遺伝と言っても脆弱性(病気にかかりやすさ)はありますが、それがあるから発症するわけではありません。
例えば、両親が精神疾患を持っているからその子供の自分も精神疾患になると言う訳ではありません。
打たれ弱さや発症のリスクは高いかもしれませんが、知識を持っていることで予防行動を行う事ができます。
外因性
脳の障害や身体の病気、けがなどにより脳に影響を及ぼし精神的障害が発症する事もあります。
依存的行動(薬物、お酒、たばこ等)も影響すると考えられています。
上記の場合、脳に傷がつくことでその部分の障害が起こります。
例えば、怒りっぽくなり性格が変わってしまう、物忘れが多くなる等の症状が有名です。
外因性の様に後遺症の場合は治癒、寛解が困難であると考えられています。
上記の様に様々な事が複雑に且つタイミング悪く重なってしまうことがあります。しかし、知っている、学んでいることで予防、軽減することはできることを知ってもらいたいと思っています。
ごーるでんでは一人でも多くの方が病気について知ることで自分や知人を守ることができることを願っています。
ごーるでんでは京都市で精神疾患に特化した訪問看護を行っています。
精神疾患とは
脳内伝達物質(セロトニン、ドーパミン等)の過剰や減少が主な原因と考えられています。
脳内伝達物質が過剰になると
気分が高揚したり、活発になったり、いつもよりよくしゃべったり、妄想的な発言、眠れない等
脳内伝達物質が減少すると
気分が落ち込んだり、意欲がなくなったり、何もできない状態、家に引きこもるようになる等
ざっくりとした説明ですが、これらは症状のごく一部です。
他にも有名なものであれば幻覚や幻聴があったり、あまり知られていないものでは原因不明の疼痛(痛み)が身体の一部又は全部に常にあったり
同じ疾患であっても、症状は人により様々です。
このような精神疾患は誰にでも起こりえる事であること、それに早く気がつくことで症状を悪化させない、治りが早くなるケースも多いため一人でも多くの人に知って頂きたいと考えています。
ごーるでんではすべての人に精神疾患について知ってもらうことで重症化させない、予後がよくなることを目的とした情報を今後投稿して行きます。